工事の人が来たはいいけど結局開通にまで至らないという、いかにも「ネタ人生」の一言で済まされそうな(泣)結果に終わった、昨日の光ファイバー回線工事。
「明日、改めて連絡します」ってことで、今日は迂闊に出かけたりするといろいろ支障が生じそうなので、おうちにおりました。
光キター!
はい、そんなわけでして、「タライdeごはん」のグラタンの回〜全国行脚北海道編〜。
陣来霧サイドの視点でお送りします。
「ドラえもんの道具で、便利なのは間違いないけど、実際に出されると激しく困ってしまう物」選手権〜!
生活をしているうちに、処分に困るものはいろいろ出てくるものでして。
……いや、後ろ暗い物品の話じゃなくて。
例えば、カード会社からの請求書。
あるいは、通信販売の伝票。
一定の時期が過ぎれば、これらは用済みであり、手元にとどめておく理由はありません。
しかし、昨今の時勢を考えると、そのまま何も考えずに捨てた日には、後々にどんな災いが降りかかるか知れたものではありません。
そう、個人情報が記載された書類を、安易に捨ててはならないのです。
待ちかねた週末。
その意義は、「遊べること」と「ゆっくり休めること」の、相反する 2 点に集約されます。
よって、私の場合、土日のどちらかは用事を片付ける日にして、残りはのんびり過ごす日にすることにしています。
が、今回は両方とも用事が入っていまして。
そうなると、どちらで家事を片づけるかということが問題になってくるわけです。
平日の間は、掃除や買い出しをするのはほとんど無理。
時間のあるうちにまとめて終わらせてしまわないと、あとあとにまで響いてきます。
え〜、昨日も一昨日も飲み会で、地下鉄の終電で帰りました。
なんかもう、よれよれなので今日はマジで早く寝たい。
2005 年 9 月 19 日。
すでに夜の帳が落ちた千歳空港の、土産物売店の片隅でひたすらに考え込む男がいた。
目の前の棚には「本日のスープカレーのスープ」が山と積まれ、大泉洋の等身大 POP が誇らしげに仁王立ちしている。
(買うべきか、買わざるべきか……)
「ハムレット」の名台詞をひねってみたところで、その悩みの対象は、レトルトのスープカレー。
様になるならないではなく、そこまで深く悩まんだろ普通、というツッコミが入ろうかというところではあるが、本人至って真剣である。
(せっかく、お土産を宅配便で送ったのになぁ……)
帰りの飛行機に持ち込む荷物を極力減らしたいがために、しこたま買い漁った土産物の類は 2 箱に分けて発送済みであった。今さら、ここでかさばって重い物を追加する愚は犯したくない。
そもそも、札幌市内をかけずり回って北海道限定の品物を買い集めている際に、「本日のスープカレーのスープ」はさんざん見かけていたのである。それを、そのたびに「今ここで買わなくてもいいだろ。スープカレーだし、食べたければどこかのお店で食べればいいし」と購買欲を退けていたのは当人である。
この期に及んで迷う理由はない。
しかし、しかしである。何かに対して「気になってしまうタイミング」というヤツが世の中にはある。確かに存在している。
ひとたびその状態に陥ってしまったら、諸々のループにはまってそうそう簡単には抜け出せない。
しかも、物欲のループの場合はさらにタチが悪い。悩むということは購入可能ということだ。買うことは充分問題ないが、必要性に於いてそれはどうなのか。今この時でなくても、例えば通販を使えば買えるのではないか。そういった微妙なラインのせめぎ合いが、脳内では展開されることになる。
たっぷり 5 分は同じ位置に立ちつくしていただろうか。
結局は、「どんな味なんだろう?」という興味が「持ち帰るのは面倒臭ぇなぁ」というものぐささを上回り、男は 2 食入りギフトパックを 3 つ鷲掴みにしたのであった。
本人以外にはわからないジレンマに激しく悩まされたこの男。
インターネットで名乗っているハンドル名を陣来霧といった――。
しばらく更新してなかったので、ここ 1 週間ほどのトピックをまとめて。