「ハーフミリオン」っていい言葉だよね?

前の日記から引き継いで回していたカウンタが、ついに 50 万アクセスを迎えました。
ここに至るまで、およそ 3 年と 7 ヶ月あまり。
これと言って激しい人気となるようなコンテンツでもないウチのサイトとしては、大したモンではないでしょうか?


よそ様とは比べるべくもありませんが、ここに至った喜びを素直にかみしめ、一層精進していきたい所存であります。
皆様、ありがとうございます〜!


こんところくに更新できてないのに、本当にありがたいことです。

続きを読む>>
comments (1) | trackbacks (0) | 編集モード
就寝スタートダッシュ

え〜、極めて素朴な疑問。


私は、寝相に関してはわりと普通なのではないかと思っています。
……いや、「と、思う」というのは、こういうケースではけっこう危険な考え方で、なにしろ本人がそれを確認しようと思ったら一晩ビデオを回して録画するくらいしか方法がないわけで、それをまだ試みていない私としては推測で物を言うしかないことになるのですが。


根拠としては、朝、起きると普通に上向きで真っ直ぐ寝ている。
このぐらい。


では、眠りに就く前はどうだったかと言うと。

続きを読む>>
comments (8) | trackbacks (0) | 編集モード
300 円

港の外れにある倉庫街。
あたりを夜の闇が包んでいる。
時折、鉛色の海を舐めるように灯台の光が照らしては過ぎていく。
「10」と書かれた倉庫のシャッターの前に、黒塗りの外車が止まっていた。
その周囲に、一様にいかつい男たちが 3 人、たたずんでいた。
ぴしりとしたブラックスーツの上からですら、抑えようのない暴力の匂いを容易に嗅ぎ取れる。
彼らはいわゆる、裏の世界の住人。シマとメンツが至上命題、血で血を洗う自由業を生業としていた。
「遅いな……」
呟いた年かさの男が煙草を咥えると、隣に控えていた舎弟がライターの火を差し出す。
その明かりで煙草の男は、ちらりと左手のロレックスを見た。
文字盤に浮かび上がった針は、2 時を 30 分ほど回っている。
「ふぅ……」
やや苛立たしげに吐かれた溜息と共に、紫煙が長く伸びる。その煙が風に薄く散じた時、彼らの耳に「ぼっぼっぼっぼっ」という低い排気音が聞こえてきた。

続きを読む>>
comments (2) | trackbacks (0) | 編集モード
1