机の周りにこまごまとしたモノが増えてきたので、いっちょ整理しようかと思い立ちました。
小さな、引き出しのついた整理箱が欲しいなということで、無印良品へ。
ウチの最寄りの無印は、けっこう遅くまで開いていて便利なのです。
無印ってね〜、危険ですよね〜。
別段欲しくもなかったものが、なんとなく欲しくなってしまう、そういうデンジャラスゾーンです。
同じような危険度のあるお店としては、個人的にはアシストオンとか BEAUX-ARTS とかがあるわけですが、無印の場合、「特に安いわけではないけど手が出やすい価格」が見事なトラップとなり、あれもこれもという感じになってしまうわけです。
いや、冷静に考えるとね、安いわけじゃないんですよ。欲しかったわけでもないし。
壁に掛けられる CD プレイヤーなんて、使わないもんっ。
でも、なんか、つい手が出る。わかっちゃいるんだけど手が出る。
あ、作務衣は、たぶんそんなに着ないだろうとわかっていてちょっと欲しい。
で、我に返ると、カゴには、いちおうお目当ての整理箱が入っていて、その周りにはレトルトのスープとかしゃりっとした手触りのシャツとかバウムクーヘンとかが入っているわけです。
閉店 30 分前に入ったのに、なんでこんなに。
とりあえず、シャツは元の場所に戻してきて、レトルトのスープは数を減らして、バウムクーヘンはそのままキープということでレジに向かいました。
……なんだ、ありゃ?
レジのすぐ脇の棚に、バナナバウム。
しかもデカい。
カゴに入っているヤツの、長さで 1.4 倍くらい、幅は確実に倍ありますよ。
こんだけデカいと、思いっきり人の頭ひっぱたいてダメージを与えられそうです。崩れるけど。
そして、店内に流れる「蛍の光」を BGM に、無駄に始まる葛藤。
あえなく敗退する天使。
高笑いする悪魔。
ギリギリ残っていた理性が、小さい方のバナナバウムを元の場所に戻させました。
お値段は倍ですが、サイズ的には確実にお得。
むぅ、いい買い物をした!
なんとなくすっきりした気分でお店を出て、自転車にまたがり、ふと冷静になって。
こんなデカいバウムクーヘン、いつ食うんだ?
……ま、いいか(3 秒)。
適当に切って食べて、残りは冷凍庫に入れておけばいいや(ドーナツの時に学んだ)。
とにかくアレだ。
大きい食べ物は、ロマンってことにしておこう。
一本丸かじり。
あのね、悪魔が天使に謝るところを初めて見た。
・普通の食事の、一食分以上の量がある
・つ〜かもう、気持ち悪い
・何をやっているんだ私は
・一体なんだってまた、[[和治さん::http://homepage3.nifty.com/nude-place/]]いないのに、[[タライ::http://homepage3.nifty.com/nude-place/html/tarai/tarai_t.html]]の終盤みたいな気分(「あとちょっと」になかなか手が出ない)にならなきゃいけないんだ?