タマネギを買おう。
帰りの電車に揺られながら思ったわけです。
冷蔵庫には、日曜に買っておいたロースカツと卵がある。
今夜はカツ丼だ。
甘辛く煮られたタマネギは、しんなりと柔らかくなりながらもシャキシャキとした歯ごたえを絶妙に残し。
トロッと半熟に仕上げられた卵と絡み合って。
そこに、どーんと登場するカツの厚みのある歯ざわり。
カツは、揚げたてをささっと投入してざっくりした歯ごたえを残すのもいいけども、衣がつゆを吸ってふんわりとなったのを食べるのもまた良し!
あぁ、たまらねぃなぁ。
で、駅に着いたら、チャリがパンクしてるのね?
この胸に熱く滾るカツ丼への思いを、何者かが妨害しようとしているッ!
……いや、そんな意図があってのイタズラをした人がいたら大したもんですが、実際にはそんなことはないわけで。
ただ、ちょっと不自然なまでに、チューブが完全にぺったんこになっていたのが気になりますけども。
こりゃ、家まで自転車を運んでいくしかないなぁ。
自転車を駆れば 10 分の道のりも、歩けば 30 分近く。
さらに自転車を押せばどうしたってスピードが落ちようというもの。
担ぐ!(ワケのわからない衝動に突き動かされてヒートアップ)
そんなわけで、30 分もの間、自転車を肩に担いで家路を辿りました。
小型軽量な自転車だからこそできた芸当です。
そして、そんなことにも尽きることのなかったカツ丼を希求して止まない情熱は私に途中でしっかりタマネギを購入せしめ、家に着くなりタマネギを刻む音が響きましたとさ。
然らば見よ! 我が魂のカツ丼作りを!
醤油と砂糖、ダシ汁でつゆを作り、鍋で煮立たせます。
タマネギから水や甘味が出ることを考えると、少し濃いめの方がいいでしょう。
タマネギはくし形に切ってつゆで軽く煮ます。
あまり長く煮てしまうとくたくたになってしまうので、白さが消える直前くらいまで。
そこに切ったカツを載せて、
ゆる〜く溶いた卵でとじます。
鍋にフタを載せて中火で 1 分半。
火を止めてそのままちょっと蒸らすとできあがり。
ごはんに載せればカツ丼の完成。
いや〜、もうホントにホントにホントにね〜、たまんない。
明日の朝、自転車がパンクしたままで、駅までバスか歩きになりそうなんてことも忘れられそうなくらい美味。
………………。
_| ̄|○ パンク修理キット買っておけば良かった……。
つ[カツも煮込む( ̄∇ ̄;;]
つ[白ご飯にカツ。上から卵とじのタマネギは邪道?]
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っ[調べてみたら微妙に煮込むのね…orz]
っ[カツのサクサク感が消えてしまうのは微妙…]
っ[せめて三つ葉を…(^^;]
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つ[自転車のパンクは、まずバルブ(虫)をチェック]
>つ[何故に深鍋?]
単純な事実ですので、ちょっと推理すればすぐわかるのではないかと。
サクサクしたカツにしたければ、ま、分離がベストでしょうね。
>yoru吉さん
いやいやいやいや、[[和治さん::http://www.tarai.jp/]]なら、きっと「死ぬわ!」と言下に切って捨てることでしょう(笑)。
>unos さん
ん〜、何の変哲もない、オリジナリティの欠片もないカツ丼ですし(笑)。
カツに一工夫、丼にする段階で一工夫くらいはないとダメでしょうね。
つ[百均でも売られているわけで…]
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つ[それはそうとパンク修理は?]
つ[タイヤを外して持って行けば5分で終了]
つ[それを持って動く勇気は必要だが…]
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> カツに一工夫、丼にする段階で一工夫
っ[スマヌ。『いちこうふ』と読んで鼻水噴いた(^^;]