私が待ち望んで止まなかった、パソコン用キーボード「Realforce」シリーズの 106 USB 版が、ついに発売になりました。
これまでは、Windows PC で Realforce 106 の PS/2ポート版を使っていました。
Mac mini を購入してからというもの、PC 周りの環境はトラックボールを始めとする USB 機器やモニタなどを Mac と Windows で切り替えて使うようにしていたのです。
でも、PS/2 のキーボードは USB のようなホットプラグに対応していないため、切り替えようと思うと専用の切り替え器がさらに必要になります。
やむなく、キーボードは Windows PC と Mac とで 1 本ずつ用意して使うという、少々面倒くさいことになっていたわけです。
USB 版ならこの状況を解決できるっ!
ということで、喜々として USB 版を購入しましたよ。
これが、今までの机の状態。
手前が PS/2 版の Realforce 106。
奥にあるのは、Apple Wireless Keyboard。
切り替えだけを考えれば、Mac 用のキーボードを Windows でも使うという方法もアリなのですが(AppleK Proを使うとか)、私は Windows の方が慣れていますし、Realforce の打鍵感に慣れてしまうと他のキーボードはちょっと使いづらい感じがするのです。
Realforce にも、USB に対応した製品はもちろんこれまでにもあったのですが(89U とか 91U とか)、それらはテンキーが付いておらず、ゲームなどでテンキーを多用する私としては却下だったのでした。
Realforce 106 のインジケータとロゴ。
USB 版になって、外観の面で大きく変わった部分なので比較用に掲載です。
キーボードを Relforce 106UB に置き換えたあとの机。
とてもすっきりしたほか、リストレストやトラックボール、PowerMate がすべてブラックだったので色合いとしても揃って、全体として「締まった」雰囲気になりました。
で、問題のインジケータとロゴ。
インジケータの LED が緑から青になったほか、ロゴも変更されて非常にかっこよくなってます。
使ってみた感想。
打鍵そのものは、これまで使っていた PS/2 106 とそっくり同じなので違和感なく使えています。
その PS/2 で問題だった切り替えも、Win→Mac→Win と切り替えても問題なし。
Mac で JIS 配列の日本語キーボードを使うのにあたっては、Mac OS X 10.4(Tiger)がインストールされていれば、OS 側で認識してくれますので特にこれといったことをする必要はありません。
ただし、Realforce 106 では一般的な Windows 用キーボードに付いているような Windows キーがありません。Mac で Windows 用キーボードを使う場合、Windows キーがコマンドキーに置き換えられるので、これがないとちょっと困ります。
これを解消する方法は、Mac OS X の環境設定で修飾キーの設定を変更することです。
「システム環境設定」の「キーボードとマウス」をクリックし、表示された中から「キーボード」タブを選択します。
ここで「修飾キー」ボタンをクリックして、設定を変更します。
ひとまず、こんな感じに「Control」と「コマンド」を入れ替えればオッケーです。
これで、Windows の一般的なキーボードショートカットのように、Ctrl キーでコピーやペーストができるようになるわけです。
でもまあ、最終的には、Mac の一般的なキーボードのようにイジェクトや音量変更ができた方が良いわけで、そうなると WinK for OSX(Pro 版の登場に期待)を導入した方がいいのかなと思いますが。
ともあれ、これで、Windows と Mac を切り替えて使う環境がほぼ完全になりました。
いやぁ、使いやすいなぁ。
……しかし、余った Realforce 106(PS/2)と Apple Wireless Keyboard はどうしよう?
むぅ……。