龍神丸キター!

本日の状態

なんとなく暗黙の了解っぽいダイエットネタを先に持ってきてみたくなったので、今日はこちらが先。
筋トレは昨日やったので今日はお休み。

一進一退。


(夕食前)
体重:71.6kg(+0.6kg)
体脂肪率:21.2%(-0.2pt)


体重は増えたけど、体脂肪率は減った。
……う〜ん?
筋肉が付いたってこと?



さて、本題。
私が好きなマンガに「もやしもん」というのがあります。
どんなストーリーかというと、菌類を肉眼で見ることができる「沢木惣右衛門直保」という男が、農大に入学していろんな体験をするお話。
キモは、ユーモラスに描かれた菌類と、けっこうハチャメチャな農大の生活というあたりでしょうか。
単行本は現在のところ 2 巻まで発売されていますが、近々第 3 巻も登場予定。
「百聞は一見に如かず」と言いますし、これに関してはぜひ一度読んでみることをお勧めします。人によっては反応が分かれますけど。


で、この「もやしもん」で描かれる菌類は、腐敗やら発酵やらに関わってくるわけで、作中では様々な発酵食品が出てきます。
麹菌によって作られるお酒もその一つ。
第 2 巻では「龍神丸」というお酒が「大吟醸の生原酒だってのに 5 千円で釣りのくる掘り出しモンだ」と取り上げられていますが、これはなんと実在するお酒なんです。和歌山の「高垣酒造」というところが作っています。
「もやしもん」ファンの間ではこれが人気沸騰。
2005 年産はマンガに掲載されてから売り切れてしまいました。


今年の 3 月末に発売された 2006 年産は、数量が限られていたこともあって、ネット通販の受付開始からわずか半日ほどでこれまた完売。
あまりに注文が殺到したため、高垣酒造では販売体制を見直すこととなり、来年分からはネットでの販売を行わずに、特約店を通じてのみ販売することとなってしまいました。



そんな「龍神丸」には、以下の種類があります。


・大吟醸生原酒
・純米吟醸生原酒
・吟醸生原酒
・純米生原酒


これは、グレードと言い換えてもいいかと思います。一番人気は、やはり「もやしもん」で取り上げられた大吟醸生原酒。
私が「もやしもん」を知った時点では、2005 年産の大吟醸生原酒は売り切れており、純米吟醸生原酒をどうにか確保しました。これは、友人を家に招いて炭火焼肉をするときに飲みましたが、すごくさっぱりしつつ力強い風味だったのが印象的でした。


さて、2006 年産、大吟醸生原酒。


確保しました〜!


じゃじゃん。


龍神丸〜!(古)


一升瓶 1 本、720ml 瓶 1 本。
メールマガジンで知らせが来たときに、迷わず買っておいて正解でした。


知人の mizney さん(タライ三銃士の一人)も首尾良くゲットされ、一足先に楽しんだとか。


私もさっそく飲んでみたいところですが、これはしばらく寝かせておこうかと思います。
と言うのも、「もやしもん」作者の石川雅之先生が、ウェブサイトの日記の 2006 年 4 月 1 日のところでこう書かれているのです。


2006大吟醸龍神丸を購入に成功された方でここをごらんの皆様 少しお話を聞いてください


日本酒というのは新鮮なほどおいしいというのは当然なのですが同時に日本酒には「秋あがり」という現象があるんです
これは日本酒が暑い夏を乗り越えた途端 なぜか味に深みが出るという よくわかんない現象です 熟成のひとつなのかな?


実感で勝手なことを言いますが 初めて飲んだ龍神丸は2004年でした そして定期的に購入するようになったのですが 去年と同様に年を越すまもなく2004も売切れてしまいました
 で 2005年版の登場を待つわけです
で 2005が出た途端うれしーってなもんで購入して飲みました 今ぐらいの季節です 
 でも届いた夜に飲んだその2005はアルコールがとげとげしく感じ 2004に比べて明らかに劣ると思ったんです
 ただ2005に関しては 高垣さんにお願いして 夏 秋 冬と 年を通して飲める体制を作っていただいたんです 
で 飲むと季節を追うごとにあからさまに味が上がりました どんどん2004年に感動したあの龍神丸になっていったんです


要は 強要なんてするつもりはありませんがお手元に届いてもすぐ開けず我慢してほしいんです(重ねて恐縮ですが あくまでも僕の個人的な意見です)
一升瓶は冷蔵庫では場所をとります 邪魔です
でも そこを何とか乗り越えてもらいたいんです せめて夏まで
できたら秋まで そしたら本当のスペックが出るはずなんです


「2006大吟醸竜神丸」前編、後編より


そんなわけで、


ぐるぐる巻き


新聞紙にくるんで、


簀巻きにして冷蔵庫の野菜室送り。


冷蔵庫の野菜室に投入。
あとは、冷蔵庫の開け閉めに極力気をつけて、半年ばかり待つだけ。
うまいこと「秋あがり」を実現できればいいのですが……。


この「龍神丸」大吟醸生原酒。
熟成させることに成功したら、知人がやっている、金曜日夜限定の谷中のバー「マクハ」に持っていこうかと思っています。


後の楽しみのために、今はガマン。
……ガマンだってば。

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Comments
alg | 2006/05/18 00:44
You、飲んじゃいなよ。
陣来霧 | 2006/05/18 06:04
ど、読者のためにガマンしてるんじゃないんだからねっ!
「秋あがり」したお酒を楽しみたいだけなんだから!
(ツンデレディフェンス)
mizney | 2006/05/23 23:13
秋あがり。
わ〜しっかり寝かせてある!

…楽しみにしてますね!
陣来霧 | 2006/05/24 04:56
>mizney 師
……楽しみに、と言うのは、谷中まで飲みに来るっちゅ〜意思表示ですね?
ね?
hayate | 2006/05/24 22:17
うーん、、、、その記事、エイプリルフール用だったりして☆

とか言ってみるテスト。
私もそういう体重計欲しくなってきた。
mizney | 2006/05/26 00:08
もし行けるようなら是非!
って谷中ってどこですか…
陣来霧 | 2006/05/26 00:52
>hayate さん
いやぁぁぁん(泣きダッシュ)。
エイプリルフールだとしたら切なすぎる。

>mizney 師
ええと。
山手線や京浜東北線で言ったら、日暮里駅ですね。
東京の北寄りになります。
そちらからはちょっと足が延びにくいかも?
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