びゅ〜びゅ〜

会社を出たら、けっこう涼しかったのです。


(おぉ、今夜はよく眠れそうだ)


なんてことを考えつつ、家路を辿ったのですが。

暑い!


家に着いたら、なんかもう、腹立たしいぐらい暑いのです。
「『暑い』と言ったら罰金を取る」ゲームをやったとしても、支払いを覚悟の上で「暑い」と言うでしょう。
いや、そんなゲームやらないけど。


それにしても解せないのは、会社を出たときのあの涼しさ。
いくら会社と家が地理的にだいぶ離れているとは言え、体感できるほどの温度差が付くものでしょうか?
そもそも、都内は完全な都市型気候。
様々な要因で気温は高めとなっており、都内の方が暑く感じることはあっても、逆は考えにくい気がします。


む〜?


ショッピングモールを擁するビルだけに、エアコンの冷気が屋外にまで漏れていた、とか?
ありそうな話ではありますが、それならその前に室外機の廃熱の方がすごいことになっていそうな気がします。
それに、会社のビルの近辺は、ちょっと風があったような……。


あ。


ビル風か?


ちょっと説明しておくと、ビル風というのは高層ビルの周囲で発生する風の現象のことです。
風が高層ビルの周りで吹くと、ビルの壁面に当たったり、あるいはビルとビルの隙間を抜けることで増幅されたりして、予測の付かない強風に変化するわけです。
ビルのすぐ近くでは吹き下ろし、少し離れると横殴りの風になることが多く、けっこうな威力があります。
私の会社が入居しているビルはわりと新しく、ビル自体の形状もビル風にはかなり配慮していると思われますが、それでもけっこう吹いているものなんですねぇ。


これで謎は解けた。


……しかし、そうなるとアレですか?
夏場は涼しくなっていいとして、冬場はひょっとしてビルの周囲は寒くなる……?
寒さには比較的強いからいいけど、そう考えてしまうとやっぱりいやかも。

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