……と言っても、この「しょんぼり技研」や「ぼそっ。」が書籍化されたわけではありません。
このブログで使用している「Serene Bach」のガイドブックです。
その名も。

「Serene Bach オフィシャルガイド　〜カスタマイズ自在のウェブログツール〜」

毎日コミュニケーションズから発売で、予価 3,000 円（＋税）、発売日は 4 月 10 日（予定）となっています。発売日は流通の状況によって 2〜3 日前後しますので、都内の大きな書店では 8 日ぐらいから店頭に並ぶかも知れません。

Serene Bach の書籍としては初となるこの記念すべき本を、Serene Bach の作者である takkyun さん、sb/Serene Bach のサポーターとして名高いふうこさん、「sbUsersGroup」の管理人である佐藤圭さんのお三方と共著で作り上げました。
……いや〜、なんで私がこの豪華メンバーに混じっているんでしょーかねー？

そんなわけで、時間をとられていたのは本の制作作業関連がほとんどですし、長らく懸案事項だった sb から Serene Bach への移行をプラグインを作ってまでこの時期にえいやっと片付けたのも「本まで出しておきながら、使っているのが sb のままってさすがにどうよ？」という意識が働いたためであります。
あんまり更新できなくて申し訳なかったです。

内容についてはどうかと言うと、Serene Bach の導入から操作までを網羅し、高度な使いこなしのための Tips や他のウェブログツール（またはサービス）からの乗り換え、sb からのアップグレードなど、幅広い内容を押さえています。
特に、Tips や操作に関する説明は、ある程度詳しい人でも「へぇ〜、こんなことまでできるのか」と感心すること請け合いの情報満載。
これ一冊で、Serene Bach の使い方からカスタマイズの初歩までがっちりフォローし、Serene Bach 初心者から中級者までの人にはとてもお勧めです。

また、付属 CD-ROM には、テンプレートやプラグインが多数収録されているほか、この書籍で先行公開/限定公開となるものが収録されています。
先行/限定テンプレートの作者陣はめけ。さん、ユヅさん、トルキーさん、Stick Limited とこれまた豪華！
Stick Limited は Serene Bach の標準テンプレートも手がけていますが、この書籍では表紙デザインも担当されており、これがまたかっこい〜んですよ。
あと、先行公開プラグインには、Serene Bach でより簡単にポッドキャストをできるようにする「キャストマスター」なんてのも含まれており、これだけでもお値打ちモノです。

で。
ウチの読者様がこの本を買うべきかどうかってことなんですけどね？
Serene Bach に興味がなければ買う必要ないです。
お値段 3,000 円で、ちょっとお高めですしね〜。
内容としても至って真面目に書いているので、「どーでもいいことに前のめり」というウチの基本姿勢を楽しみにして買われると、間違いなく期待はずれな結果に終わります。興味ない本にお金を使う必要はないです。

ただし。

たいへん真面目な本であるにもかかわらず、説明に使用している用例は遊び心にあふれています（←だいぶエレガントな表現）。
どっかのサイトのパロディネタだったり、どっかの人の名前を元ネタにしていたりと、てんこ盛りになっている細かいネタを探す楽しみはあるかも知れません。
CD-ROM にも小ネタを仕込んであります。
こーゆーのが少し気になっちゃったりする方はですね、本屋さんでちょっと手に取っていただいて、ざざっとチェックして、読み終わったら平積みしてある本の一番上にそっと置いて立ち去っていただいちゃったりなんかするといいと思います。
初版 3,000 部なので、大きな本屋に行かないと置いていない可能性が高いですが……。

正直な話、今回の本が売れてくれないと、一番作りたい上級者向けの本の企画も立ち上げられないのですよ。

あと、本を買う買わないに脇に置いておくとして、宣伝行為は大歓迎です。
バナーを作りましたので、ご利用ください。
画像に直接リンクしていただくと、発売日のタイミングで画像の内容を切り替えますので良い感じです。
リンク先は、まあ、それぞれお好きなオンラインショップにでもしていただいて、ご自由にアフィリエイトされるとよろしいんじゃないでしょうか。

静止画タイプ

画像直リンのための HTML ソース：
<img src="http://www.emeraldshell.com/sb/template/sbog.gif" width="480" height="60" alt="「Serene Bach オフィシャルガイド」" border="0" />

動画タイプ

画像直リンのための HTML ソース：
<img src="http://www.emeraldshell.com/sb/template/sbog_ani_l.gif" width="480" height="60" alt="「Serene Bach オフィシャルガイド」" border="0" />

動画タイプ（軽量版）

画像直リンのための HTML ソース：
<img src="http://www.emeraldshell.com/sb/template/sbog_ani_s.gif" width="480" height="60" alt="「Serene Bach オフィシャルガイド」" border="0" />

（追記）
「サイズが大きい！」とのご指摘がありましたので、半分のサイズにしたバージョンも用意しました〜。

S サイズ・静止画タイプ

画像直リンのための HTML ソース：
<img src="http://www.emeraldshell.com/sb/template/sbog_s.gif" width="240" height="30" alt="「Serene Bach オフィシャルガイド」" border="0" />

S サイズ・動画タイプ

画像直リンのための HTML ソース：
<img src="http://www.emeraldshell.com/sb/template/sbog_s_ani_l.gif" width="240" height="30" alt="「Serene Bach オフィシャルガイド」" border="0" />

S サイズ・動画タイプ（軽量版）

画像直リンのための HTML ソース：
<img src="http://www.emeraldshell.com/sb/template/sbog_s_ani_s.gif" width="240" height="30" alt="「Serene Bach オフィシャルガイド」" border="0" />

（さらに追記）
underdog の黒丸ボン太さんが、バナーを作ってくださいました！
こちらもぜひどうぞ。

underdog バージョン

画像直リンのための HTML ソース：
<img src="http://last.hacca.jp/dog/sbguide_banner.gif" width="100" height="20" alt="「Serene Bach オフィシャルガイド」勝手に応援中！" border="0" />

最後に謝辞を。

まず、「陣さん、本書いてみない？」と声をかけてくださった CHEEBOW さんに。
いくら私が「本書きて〜本書きて〜」と思ってみても、それだけではどうしようもありません。機会をいただき、また編集者の方と引き合わせていただいて、本当に感謝しています。CHEEBOW さんがいなければ、この書籍は存在しませんでした。マジで。

私が sb/Serene Bach と出会うきっかけを作ってくださった Sierra さんに。
巡り合わせというのは不思議なもので、ほんの小さなできごとが線路の切換機のように進む道をどんどん変えていくものです。Sierra さんから sb のことを教えていただかなかったら、今ごろは「名前を聞いたことはある」レベルで、書籍を執筆するまでには至らなかったことでしょう。

編集者の USU-YA さんに。
ド素人集団が曲がりなりにも本を出せたのは、ベテラン編集者がいてくださればこそです。

共著の takkyun さん、ふうこさん、佐藤圭さんに。
Serene Bach に関して一番知識の薄い私に、的確なアドバイスをいただきました。共同で本を形にしていく作業はとても楽しかったです。これからもよろしくお願いしますね。

Stick Limited の阿部さんに。
運び屋をお願いしたり（謎）、テンプレートや表紙を作っていただいたりと、たいへんお世話になりました。
特に、素晴らしいデザインの表紙は、自分の書いた本を誇りに思える要因を倍増していただきました。

先行公開/限定公開テンプレートを提供していただいた、めけ。さん、ユヅさん、トルキーさんに。
どれもこれも美麗で、私が使いたいくらいです。

付属 CD-ROM へのプラグイン収録を快諾いただいた、あんでるどんさん、藤本壱さん、orzmaru さんに。
おかげで、CD-ROM がたいへんにぎやかになり、初めて Serene Bach に触れる人にも魅力が伝わりやすくなったのではないかと思います。

水煙草屋「カリユン」の店長さんと常連の皆々様、「asimul cafe&callery」のスウさんに。
谷中で過ごすひとときは、まさしく心のオアシスであります。ちょっと苦しいときなどの息抜きで、すごーく気持ちが楽になりました。

いつもここをご覧になってくださる皆様に。
ええと、一時期ほったらかしてごめんなさい。
いろいろとがんばりますので、今後ともごひいきに。