京ぽんの、と言うか、京ぽんの属している AIR-EDGE PHONE シリーズの特徴として、定額制の中にメール、AIR-EDGE PHONE 同士の通話（3 分弱まで）が含まれているという点があります。
定額料金自体がかなり割安なので、メールでのやり取りをする場合、これはかなりのアドバンテージとなります。
また、PC のメールアドレスを 2 件まで追加登録でき、これで送受信できるという点も大きな魅力。

さらに、標準で Opera ブラウザが搭載されているので、PC 用の Web サイトも閲覧可能。
これだけで、モバイルライフはかなり大きく変化します。
パケット料金も割安な上に、7 月からはパケット定額のプランも出てくるので、いつでもどこでも、Web とメールが使えるわけです。
いやぁ、これはまったくありがたい。

さらに、京ぽんには USB ケーブルを接続でき、ノート PC や PDA からのデータ通信にも利用できます。

私の場合、DoCoMo の @FreeD サービスをシグマリオン III からのネット接続に利用していましたが、ちょうど年間契約が 5 月の頭で切れることになっていました。
DoCoMo が PHS から撤退するということもあって、このまま継続していいものかと考えていたところでした。
京ぽんを買った当初は、データ通信に使えることが頭に入っていませんでしたが、たつやさんから「ケーブル付ければ接続できますよ」と言われ、渡りに舟と乗り換えることにした次第です。

京ぽんとシグ III を接続するためには、ホスト機能の付いた USB コネクタかケーブルが必要になります。
USB ホストケーブルは秋葉原のモバイルプラザで販売しています。私が言ったときはちょうど品切れでしたが、取り寄せてもらって無事ゲット。

これを、京ぽんに標準で付いてくる USB ケーブルと組み合わせ、京ぽんとシグ III をつなげばオッケー。
接続のためにはダイヤルアップ接続できるプロバイダとの契約が必要ですが、私が自宅での接続に利用している @nifty なら ADSL 契約にダイヤルアップも含まれているので、問題なしです。

DoCoMo の PHS ではけっこう繋がりにくく、特に電車での移動中は壊滅状態でしたが、AIR-EDGE 接続の場合は電車内でも楽々接続できます。
地下鉄でも、駅と駅の距離が短い場合には途切れることがなかったりして、かなり快適。
むぅ……なぜ今までこうしなかったのか！

そんなわけで、京ぽんは早くもお出かけの必携アイテムとなっております。
欲を言えば、

・動作が遅い
・日本語変換が、かなり頭悪い
・バッテリーの保ちが悪い

……というあたりが何とかなればなぁ、と思っています。
改善版の後継機種出ないのかな？
出たら買っちゃうなぁ。